Roseキャンドルを制作するときに考えていること
自然であるとはどういうことか?
私が思う自然とは、
山や野原で咲くままの姿ということです。
蕾の頃は黄緑色だった花びらの色が、
成長とともにピンクに色づき、
さらに進むと白くなっていく。
ピンクの薔薇といっても、
一色ではなく、さまざまな色合いがあるものです。
また、花びらすべてが
完璧な形に整っているとは限りません。
花びらが切れていたり、欠けていたり、
一枚だけ少し反っていたり、
まっすぐ上に伸びた花びらがあったり。
成長するほど外側の花びらが大きくめくれ、
今にも落ちそうになっていたりもします。
当然、花びらに触れれば動きます。
どうしてもその位置にいたいという
「間(ま)」のようなものがあります。
花びら同士の間合い、余白、自由度。
そんなものに美しさを感じるので、
花びらを付け足していくときには
その「間合い」を大切にしています。

違いがある。
余白がある。
個性がある。

薔薇というと、完成された花の塊を指しますが、
それを構成する花びらだけでも薔薇だと分かります。
けれど一枚一枚の花びらはすべて同じではなく、
それぞれに個性があり、
多少の違いを許されながら
その子ならではの魅力的な薔薇になっています。
そんなエッセンスを取り入れたいと思っています。
だから、薔薇の完璧な形を
そのまま模写することに注力するのではなく、
この花の次の花びらにはどんな個性があるのか。
どんなふうに咲きたいのか。
色は?
形は?
そんなことを、一枚一枚と対話しながら制作しています。
完璧ではない完成度を求めて
だから
自然な薔薇を心掛けるけれど
薔薇ではない。
完成しているけれどどこか不完全である薔薇
薔薇を作ろうと最初の1枚から始めますが
完成すると薔薇の要素もある様だけれど
芍薬であり
椿であり
見る方によりいろんな捉え方をしてもらえる”花”になっています。
花にはなっているよね!?
完璧な薔薇である必要はありません。
それが自然だと思うから。
これって人にも当てはまると思いませんか?

目指すはエアリー感

薔薇の花って、
芍薬もそうですが、
花びらがぎゅっと詰まっているものが多いですよね。
でも私が好きなのは、
風に揺れて踊りそうな
エアリーな感じ。
配送向きではありませんが、
風が吹いたら花びらが揺れそうな、
火を灯していく中で熟成し、
外側の花びらが一枚
はらりと落ちるような。
そんな、あるがままの花です。
完璧ではない美しさ。
それが、私の作るRoseキャンドルです。


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