なぜキャンドルはあるのか?
電気のある時代に
それでも人がキャンドルを灯すのは
なぜでしょう。
かつて
灯りとして使われていたキャンドル。
その役割を終えたはずなのに
今も世界中で灯されています。
なぜでしょう。
なぜ人は
いまだにキャンドルを灯すのでしょうか。
その理由を
静かに考えてみました。
地球には
必要なものがすでに存在している
と言われることがあります。
たとえば
病気が流行る地域には
その病に効く薬草が自然と増える。
植物には
環境の変化を伝える力がある
とも言われています。
*
これからの時代は
「個人の時代」だと言われています。
誰かに合わせるのではなく
自分らしく生きる時代。
そうなると
自分の感情を見つめる時間が
とても大切になります。
今まで見ないようにしてきた
自分の本音や感情。
それらと静かに向き合う時間。
答えは
いつも自分の中にあります。
そんなとき
キャンドルの炎は
とても不思議と安らぎを与えてくれます。
小さく
静かに揺れながら
ただそこにあるだけなのに
人の心を落ち着かせてくれます。
*
一日の終わりに
ほんの少しだけ火を灯す。
その炎を見つめながら
呼吸を整える。
今日の疲れや
ストレスを
ベッドまで持ち込まないように。
そんな時間を
ほんの数分でも持ってほしいと思っています。
昨年の緊急事態宣言の頃
私は
キャンドルとマインドフルネスを組み合わせた
「キャンドルメディテーション」を提案しました。
朝
一日の始まりに。
夜
眠る前に。
キャンドルの灯りとともに
自分に戻る時間。
カジュアルな瞑想として
stand.fmでも毎日配信していました。
どこかへ行かなくても
自宅でできることがある。
約5000年前に生まれたキャンドルが
今も残っているのは
きっと
現代の私たちにも
必要なものだからではないでしょうか。
忙しい毎日の中で
少しだけ立ち止まり
自分とつながる時間。
キャンドルは
そんな静かな時間を
そっと支えてくれる存在です。
皆さまが
自分を受け入れ
自分を好きになり
自分に優しくなれるように。
自分が自分らしく、
自分の奥底に隠れた本質に戻れるように。
キャンドルの灯りが
その時間を
やさしく照らしてくれることを願っています。
そして私は
これからも
身体にやさしいキャンドルを
ひとつひとつ作り続けていきます。
小さな灯りが
誰かの静かな時間になりますように。
2021/1/16
▶︎ 次の物語
La bougie de Rieco の名前の由来 →